ダイビング体験レッスンやPADIライセンス取得のコツを詳しく解説
海が好きな人の中には、ダイビングに興味があっても、
- ライセンスがなければダイビングできないの?
- どんな器材の準備が必要なの?
と不安が多くなかなかダイビングができずにいる人も多いのではないでしょうか。
実際、ダイビングはライセンスを取得することで深い海に潜れる、自分の好きな海に潜るというメリットがあります。
しかし、初心者にはまずは「ダイビング体験レッスン」がおすすめです。
「ダイビング体験レッスン」では、器材の貸し出しからプロのインストラクターにつきっきりで教えてもらえるので、ダイビングが初めての人でも安心して始められます。
そこで、今回はダイビング初心者が初めてダイビングするときの心構えや、ライセンス取得するメリットについて解説します。
ダイビング初心者がダイビングするために必要なもの
ダイビング初心者に必要な準備や持ち物について紹介します。
まず体調管理を万全に
ダイビングするには、必ず体調管理を万全にしておくことが重要です。
体力を使うスポーツでもあるので、風邪や飲酒した状態で無理すると事故につながるので注意が必要です。また、年に1回は健康診断を受け、常に体重を把握するなど万全な状態で行うようにしましょう。
ダイビング機材についての知識
初心者がダイビングするのに必要な機材は、基本的に以下の4つを用意しておけば問題ありません。
- マスク:目と鼻を覆うゴーグルのようなもの。
- スノーケル:水面で空気をなるべく消費したくないときに呼吸をするもの。
- ブーツ:フィンのフィット感を高めるもの。
- フィン:足に装着することで水中で効率的に移動できるもの。
これらの機材は軽器材と呼ばれるシュノーケリングに必要となるもので、ダイビングにはほかに「ウェットスーツ」「BCD」「レギュレーター」が必要となります。
ただし、初心者のうちはまず必要不可欠かつ安く揃えられる「マスク・スノーケル・ブーツ・フィン」を用意しておくのがおすすめです。
軽器材はおよそ30,000円~50,000円程度ですべて揃えることができますが、ウェットスーツやBCD、レギュレーターは高額となるので、少し慣れてから買いそろえると失敗しづらいでしょう。
安全にダイビングするための基本的な知識
水中は陸とは全く異なる環境となるので、最低限覚えておくと便利なのが「ハンドサイン」「耳抜き」です。
ハンドサインとは手を使って意思疎通を図ることで、水中では言葉を話せないので事前に覚えておくと安心です。
たとえば、「OK」や「浮上する」といった基本的なものと、「異常あり」などの緊急サインは最低でも理解しておくと良いでしょう。
また、ダイビングでは鼓膜に水圧がかかって痛みを感じることがありますが、これを防ぐのに耳抜きが有効なのです。
耳抜きはさまざまな方法がありますが、「口を閉じた状態で鼻をつまんで少しずつ息を吐き出す方法(バルサルサ法)」が最もおすすめです。
体験レッスンなどでも教えてもらえますが、事前にやり方をチェックすると当日も理解が早くできるので確認しておきましょう。
体験レッスンに参加してみよう
ダイビングは資格なしでも体験レッスンが可能で、当日にインストラクターから指導を受けてすぐに海に潜ることができます。
水中でもつきっきりで指導してくれるので、初心者でも気軽にダイビングが楽しめるのが魅力です。
ダイビング初心者でも海に潜れる?
「ダイビングが全くの初心者でも海に潜ってみたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
先述した通り、初心者でも体験レッスンなどで誰かと行えば気軽にダイビングが可能です。
ただし、ダイビングにおける注意点もあるので、潜る前に確認しておきましょう。
取得するライセンスによって潜れる深さが違う
ダイビングはライセンスを取得すれば、インストラクターなしでも好きな海でダイビングが自由にできるようになります。
ただし、取得するライセンスによって潜れる深さが異なるので注意が必要です。
ライセンスの種類 | 特徴 | 潜れる深さ |
オープン・ウォーター・ダイバー (OWD) | 初心者がまず取得するライセンス | 18mの深さまでダイビング可能 |
アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー (AOWD) | ボートダイブやナイトダイブができる | 30mの深さまでダイビング可能 |
レスキュー・ダイバー (RED) | ダイバーの救助方法を学べる | – |
マスター・スクーバ-・ダイバー | アマチュアで取得できるライセンスの最高峰 | – |
18mと30mではかなりの違いがあり、30m付近では海面が見えない深さまで潜ることが可能になります。
このようなダイビングライセンスを取得するにも、さまざまな教育機関があります。
なかでもPADIは世界最大のダイビング教育機関で、フィールドテストや潜水医学に基づいて開発しており、ダイビング初心者が学ぶにはぴったりな環境です。
世界のダイビング人口の6割以上が学んでいる機関でもあり、教育プログラムがわかりやすく、迷った人はPADIライセンスを取得することをおすすめします。
ダイビングは1人では行わないこと
ダイビング初心者のうちは、1人でダイビングは行わないようにしましょう。
いくら知識を身に付けたと言っても、水中ではエアー切れや潜水障害など、予測できないトラブルが起こることがあります。
慣れてくれば対応できるようになりますが、初心者のうちは安全のためにインストラクターや誰かと一緒に潜りましょう。
海によって潜りやすさもさまざま
ダイビングと一言で言っても、海によって潜りやすさも異なります。
たとえば、透明度の高い海や水深が浅くて流れの穏やかな場所であれば、初心者でも比較的潜りやすいのでおすすめです。
ダイビングツアーへの参加やダイバー同士の交流もできる?
ダイビングツアーに参加することで、ダイバー同士の交流もできるのでダイビング仲間を作りたい人におすすめです。
ツアーに参加すると仲間ができる
ダイビングツアーに参加する人たちは、海や水中生物が好きでダイビングを楽しみたいという共通の目的を持っているため、自然と会話が弾みます。
海の中で同じ景色を見たり、生き物との出会いを経た経験は、陸では作れない絆を生み出すことにもつながります。
海好きの人たちとの交流が深まる
ダイビングは「バディ」というパートナーと一緒に潜るのが通常で、ダイビングを通じて海好きの人たちとの交流が自然と増えるのが特徴です。
また、ダイビングに関する情報交換もできるので、より安全に楽しくダイビングを楽しめます。
先輩ダイバーから教えてもらってライセンス取得にも挑戦
先輩ダイバーから教えてもらうことで、積極的にライセンス取得に挑戦するのもおすすめです。
ライセンスを取得することで潜れる深さも深くなるので、自分の憧れている海でも世界中の海でもどこでもダイビングが可能になります。
まとめ:まずは体験ダイビングに参加して、感覚をつかんでみよう
今回は、ダイビング初心者がライセンスを取得するメリットや、初めてのダイビングの心構えを紹介しました。
ダイビング初心者でも体験レッスンに参加することで、持参不要で気軽にダイビング体験が可能です。
もしダイビングに興味がある人は、まずは体験ダイビングに参加して「ダイビング」の感覚をつかんでみてはいかがでしょうか。